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コラム

COLUMN

2024.03.27

マンションの外壁塗装にかかる費用はどのくらい?塗装タイミングや注意点を解説

「マンションの外壁塗装ってどのくらい費用がかかるの?」

「マンションの外壁塗装のメンテナンスタイミングはいつ?」

上記のような疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

マンションの外壁塗装は、外観を構成する重要な要素です。しかし、外壁は常に紫外線や雨に晒されているため、ひび割れや塗装剥がれが目立ってきます。多くの人にマンションへ入居してもらうためにも、目に付く外観は定期的にメンテナンスが必要です。

本記事では、マンションの外壁塗装にかかる費用や塗装タイミングを紹介します。マンションの外壁塗装工事をすべきか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

マンションの外壁塗装とは?

マンションの外壁塗装とは、耐久性と美観を維持するための工事です。マンションの外壁は、時間の経過とともに外壁の塗料は劣化していきます。

マンションの外壁の劣化を放置すると、ひび割れや塗膜が剥がれることで美観を損なうだけでなく、防水効果や断熱効果などにも悪影響を及ぼします。そのため、劣化箇所を補強して新たな塗装を施し、マンションの機能を回復させる必要があります。

マンションの外壁塗装にかかる費用

マンションの外壁塗装にかかる費用相場は、国土交通省の調査によると1戸あたり約12.9〜21.6万円とされています。しかし、マンションの外壁塗装にかかる費用は、塗料の種類や足場の設置によって変わってきますので、一つの目安として費用を算出しましょう。

ここでは、外壁塗装の費用が変動する塗料の種類と足場の設置の相場を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

塗料の種類による費用

マンションの外壁塗装は、塗料の種類によって費用が変わります。塗料の種類による費用の違いは、以下の表のとおりです。

塗料費用相場耐用年数
アクリル1,000~1,800円/㎡3~7年
ウレタン1,500円~2,000円/㎡5~8年
シリコン2,000〜3,500円/㎡7〜10年
ラジカル2,200〜3,000円/㎡10〜15年
無機塗料3,500〜5,500円/㎡10〜25年
フッ素3,500〜5,000円/㎡12〜15年
ピュアアクリル4,000円~4,700円/㎡15〜20年
光触媒4,000〜5,500円/㎡16〜20年

足場の設置による費用

マンションの外壁塗装は、足場の設置によっても費用が変わってきます。足場設置の相場価格は、1m²あたり700〜1,500円程度が一般的です。戸建て住宅なら足場費用は20〜30万円が標準ですが、マンションだと足場代だけで100万円を超えることもあります。

マンションの高さによっては、クレーンを屋上に設置して作業デッキを吊るす無足場工法という手段で外壁塗装が行われます。足場を組む必要がないため、作業期間の短縮や周囲への影響は抑えられますが、大型機材の搬入や特殊な技術が必要です。そのため、通常の足場を設置する場合よりも割高になる傾向があります。

マンションの外壁塗装に適したタイミング

マンションの外壁塗装は塗料の種類や建物の状況にもよりますが、一般的に10〜15年で行われるケースが多いです。

長期間経過するとマンションの塗料が劣化して、外壁の防水性や耐久性が低下します。劣化によって建物が損傷したままにしておくと、ひび割れから雨漏りをしたり塗装が剥がれたりします。

外壁塗装のタイミングはあくまでも目安であるため、マンションの劣化状況をチェックして対策するか判断しましょう。

マンションの外壁塗装の色を選ぶコツ3つ

外装塗装は、マンションの外観に大きく作用するため、理想のデザインにするためにも色選びが重要になってきます。ここでは、マンションの外壁塗装の色を選ぶコツを紹介しますので、考慮した上で業者に外壁塗装を依頼しましょう。

色の特徴を把握する

マンションの外壁塗装の色を選ぶ際は、色の特徴を把握しておきましょう。色は建物の印象を大きく左右する重要な要素です。マンションの色の選択を間違えると、入居者や近隣住民からの評判が悪くなる恐れがあります。

また、色の使いすぎも統一感がないように見えるため注意が必要です。マンションの外観の見え方を考慮して色を選びましょう。

材質と相性の良い色を選ぶ

外壁塗装は、マンションの材質によって色の見え方や塗料の吸収率が異なるため注意が必要です。マンションの外壁塗装は、材質と塗料の組み合わせが緻密に計算されています。

例えば、木材には木目を活かすことができる塗料や、木材を保護する特殊な塗料が選ばれます。一方で、コンクリートならば吸水性を考慮した塗料が選ばれる違いがあります。そのため、材質を考えずに好きな色にしてしまうと、想像した仕上がりにはなりません。

外壁塗装の色を決める際は、塗装業者でシミュレーターでの見え方を確認しましょう。

塗装範囲を考えて選ぶ

外壁塗装は、塗装範囲によって色の印象が大きく変わります。範囲が小さいと濃く見えて、大きいと薄く見える視覚効果があるため、考慮して色を決めないとイメージとズレた仕上がりになってしまうのです。カラーサンプルを見ただけでは判断できないため、塗装業者に色のイメージを共有して確認を取りましょう。

マンションの外壁塗装の作業工程

マンションの外壁塗装は、一般的に以下の作業工程で実施されます。

  1. 足場の設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理
  4. 養生
  5. 塗装
  6. 足場の撤去

外壁塗装で行われる一連の作業は、マンションの規模や天候によって工事期間が変わってきます。マンションの規模が50世帯以下なら1〜2ヶ月、50世帯以上なら半年程度かかるケースが多いです。

また、マンションの外壁塗装は、雨天で作業ができない日も出てくるため、スケジュールは余裕を持って組まれる傾向にあります。

マンションの外壁塗装を行う際に注意すべきポイント3選

マンションの外壁塗装は、大規模な施工となるため周りへの影響を考えなければいけません。ここでは、マンションの外壁塗装を行う際に注意すべきポイントを解説します。

居住者・近隣住民に事前告知を行う

マンションの外壁塗装を行う前に、居住者・近隣住民に事前告知を行いましょう。外壁塗装は工事の騒音や臭いなどを生じさせたり、日常生活に影響があったりするため、無断で行うと居住者や近隣住民に不信感を与えてしまいます。

例えば、外壁塗装工事で周囲を覆うシートの使用によって日当たりが悪くなったり、塗料の臭いや作業によるホコリが発生したりします。そのため、各家庭のベランダで洗濯物を干せなくなってしまうのです。

マンションの外壁塗装中のトラブルを防ぐためにも、事前に居住者・近隣住民に忘れずに告知をしましょう。

塗装に2色以上使用すると費用が高額になる

マンションの外壁塗装で2色以上の塗装をすると、その分手間や使用する塗料の種類が増えるため、費用が高額になります。1色でも問題ないにも関わらず、2色以上の塗料を使う意味はありません。本当に2色以上の塗装が必要なのかを検討しましょう。

実績のある塗装業者に依頼する

マンションの外壁塗装は、実績のある塗装業者に依頼しましょう。外壁塗装はマンションの外観に直結するため、正確な仕上がりを考慮する必要がある作業です。塗装業者には高い技術と経験が求められます。

特に一軒家と違って塗装範囲が広いため、マンションの塗装実績がある業者に依頼しなければ、イメージ通りの仕上がりにならない可能性が高いです。塗装業者の公式サイトでマンション塗装の実績や利用者の口コミを確認して、信頼できる業者を選びましょう。

まとめ:外壁塗装は10年を目安に検討しよう

今回は、マンションの外壁塗装にかかる費用や塗装タイミングについて解説してきました。マンションの外壁塗装は、外観を維持して資産価値が下がらないようにする重要な工事です。

外壁塗装は居住者や近隣住民の日常生活に影響を与えるため、慎重に行わなければいけません。しかし、外壁塗装の損傷を放置するとマンションの機能や資産価値を下げてしまうため、いつまでも先延ばしにはできない工事です。マンションの外壁塗装は、建物の状況にもよりますが、10年を目安に検討しましょう。

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