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コラム

COLUMN

2021.04.03

外壁の塗り替えをしないとどうなる??

外壁塗装の塗り替え目安は、その家の状況にもよりますが、だいたい10年くらいといわれています。
もちろん家を建ててくれた工務店に検査をしていただくのが一番いいのですが、建てて終わり。という工務店さんが多いのも事実です。
地元の信頼できる建築屋を持っておくといろんな相談ができて安心です。
特に外壁に関しては、「忙しい」「高額なお金かかりそう」「まだ大丈夫」などと思って放置している方もたくさんいらっしゃるかと思います。

外壁を塗り替えずにほっておくと…
以下を読んで考えてみてください。

365日家を守っている外壁の塗料の耐久性は徐々に落ちていっています。

外壁塗装の耐久性は必ず落ちます。
何十年もそのままで大丈夫な外壁は一つもありません。

塗料の役割は、外観の良さのためだけではなく、日光・風雨・外気などの刺激から外壁を守ってくれています。
どれだけ良い塗料であっても、徐々にはがれていっています。

外壁塗装の耐久性が無くなると…

外壁塗装の耐久性が無くなると、以下のようなことが起こっていきます。

防水効果の低下

外壁の耐久性が落ちると、雨などの水分、湿気の浸入を防ぐ事ができません。

ひび割れが起きる

外壁塗装がはがれてきて耐久性が無くなると、外壁自体にひび割れを起こします。ひび割れが起こると共に外壁が反ってきます。こうなると、益々外壁の劣化は進行していきます。

外壁内部の劣化

外壁がひび割れてくると、湿気、汚れ、雨が直接外壁内へ染み込むため、そこから外壁内部の劣化(腐食)が始まります。

外壁内部へ湿気・水分が入るとどうなるか?

外壁内部の腐食

外壁の内部に水分、湿気が入り込むため外壁内部・木材部分の腐食が始まります。腐食が進むと外壁が崩れ落ちる危険もあります。

家が傾く恐れ

木材部分まで腐食が及ぶと、家が傾く恐れも出てきます。また、家に隙間が出来ることで断熱性も低下します。冷暖房が効かず光熱費が上がるのに夏は暑く、冬は寒い家になります。

コンクリートの強度低下

外壁コンクリートに含まれるセメント成分が、中性化して本来あるはずの強度を失います。

雨漏り

壁自体が雨や湿気をもろに受けますので、そのうち侵入を防げなくなり住居部分へ水分が漏れ出してきます。

症状が起きてからでは遅いことも

ひび割れ・雨漏りといった症状がある場合、かなり外壁の劣化が進んでしまっています。

常日頃から、外壁は気にして、何か異変に気づいたら、早め早めの対応が大切です。実際は毎日気にするのは難しいですが…
上記のような症状を掘っておいた結果、内部まで浸食がすすみ、雨漏り・柱の腐食。最悪はシロアリに柱を食われて大ごとになります。
逆に、早めに外壁の補修ができれば、費用も安く済みます。

外壁の塗り替えはやはり10年を目安にご検討ください。

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